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[リハビリ] ブログ村キーワード そして私は、初めは隠していた自分の病気のことを、身近な人から順番に、話すようにして言った。 まずは、子ども達。 最初は仕事に行っているフリをしていたのだ。 当時カギっ子だったあーちゃん が学校から帰ってくると、毎日ママがいて、寝ている。 かなり不自然だ。 それでなくても敏感なあーちゃん は 「ママ、今日は帰ってくるの、早かったん?」 「なんで朝出るのも遅かったのに、帰ってくるのも早いん?」 と、質問攻めだ。 「うん、今日は途中でしんどくなって、早く帰ってきてん…。」 「え?今日は早出やったで…?確か…。」 と、苦し紛れのウソをつく。 本当は、人の中に行くのが怖くて授業参観に行けないのも、仕事だから、とウソをついていた。 一方、ゆうぽんは、急に長時間保育がなくなり、毎日早い時間にばぁちゃん が迎えに来るようになったことに、何の疑問も抱かず 「たっだいまぁ〜!」 と、いつもは居るはずのない私に、元気よくあいさつをして帰ってきた。 (どっちがすごい?) しかし、あーちゃんに対するごまかしは続くはずはなく、常駐しているセカンドオピニオ ンのパパはこう言った。 「おまえがな、今、自分が病気になったことや、仕事を休んでることに、罪悪感や後ろめたさを感じてしまうことはしかたないかもしれん。 自分が家にいてるのに、授業参観にも行かれへんこと、かわいそうやって思う気持ちもわかる。 でも、今おまえは病気やねん。 行けなくて当たり前やねん。 オレは、子どもらに正直に言った方がいいと思うで。 かわいそうやからって、ママにウソつかれてたって後で知ったときの方が、もっとかわいそうやと思うで。 無理してかくして授業参観行ったとしても、その後しんどくなったんやって後で知ったときの方が、かわいそうやと思うで。 自分のせいで…って、来てって言わんかったらよかった…って。 ママは今こんな病気やから行かれへんって、ちゃんと言う方がオレはいいと思うで。」 ハッとした。 なんてことだろう。 子どもへの関わり方のプロを自負していた私が、自分の子どもに対してごまかし続けようなんてことを考えていたなんて。 何歳であろうが、赤ちゃんであろうが、ひとりの人間として、一個の人格として尊重する、ということに信念を持って いたハズの私が“かわいそうだから”って言葉で子どもを守るフリをして、自分を守っていたなんて…。 保育には素人の夫が、教えてくれた。 私はあーちゃんに、自分の病気のことを正直に話した。 「ママな、今、お仕事お休みしてるねん。」 「なんで?」 「ママな、まだ病気治ってないねん。」 「なんで病気になったん?」 「なんでかなぁ。お仕事、頑張りすぎたんかな?」 「ママ、お仕事、『がんばる』だけでよかったのにな。」 「・・・!! ほんまやなぁ!“すぎた”のが余計やったんやな。」 驚くような感性で受け入れてくれた。 話して良かった…! でも、そんなきれいごとばかりでは、済まされない。 「明日の授業参観、やっぱりママにきてほしい…。」 と、泣かれた夜だってある。 感情のコントロールができずに、ヒステリックに子ども達にあたったことだって、何度もある。 そんなときはやっぱり 〈ごめんね…。〉 って思う。 〈かわいそうだ…。〉 って思う、正直な気持ち。 かわいそうだよ、かわいそう、だけど、私も子ども達も、お互いを想って本心を隠し合う関係でないことは、私たち親 子の絆や信頼関係を、結果的に強くしていくのだと、私は信じている。 それから、うちの家事全般を引き受けてくれた、ばぁちゃん(私の母)にも何度も自分の気持ちをぶつけた。 毎回、大体内容は同じだ。 あれもこれもやってもらってわるい…。 しんどかったらしんどいって、言って…等々…。 でも、その度にばぁちゃんは、こう言ってくれた。 「じぃちゃんと二人やったら、ごはんも毎日テキトーやけど、今は、今日は何作 ろうかなぁって張り合いあるんやで。」 そして、冗談交じりにこう言う。 「アンタ、できること増えてきたから、ばぁちゃん仕事少なくなってきたわぁ。 仕事とらんとって〜。」 そして、パパはこう言った。 「あいつら(子どもら)が、じぃちゃんやばぁちゃんと触れ合う時間が増えて良かったと思ってる。 これも、おまえが病気になったおかげやと思ってるんやで。」 ある意味、ブラックジョークなこれらの言葉も、病気も含めて私を肯定してくれている気がして、 ものすごく安心した。 私のバイオリズムが氷点下になるたびに同じ気持ちに襲われ、同じ言葉をぶつけてしまうけれど、 パパもばぁちゃんも、いつも同じ答えをくれて、落ち着かせてくれた。 続いて、後輩で親友の、タクちゃん。 家は近所なので、自転車で3分とかからない。 退院後、何度か家にお見舞いに来てくれたが、この前は2時間喋って、あと、布団から起き上がれなくなっ た、とか、自分の状態を正直に言うようにした。 “わたしが行ったらしんどくなるんだ” なんて、ヒガんだ考えはしないと信じていたからだが、予想通り 「じゃあ、今日は1時間で帰りマス。」 と、返してくれる。 退院後、ちょうどタクちゃん が二人目の赤ちゃんを出産して、育児休暇中だったのをいいこと に、朝起きて体調の良い日があると 「今日、リハビリに行ってもいい?」 とメールを送る。 たいていOKをくれるので、私の体調に合わせて、人と話すことへの練習をさせてもらっていた。 しかも、タクちゃん の家に行くと、かわゆいかわゆい、純真無垢な赤ちゃんにも会えるので、そ の柔らかい肌に触れると、私から発するマイナスオーラをすべてろ過してくれるばかりか、 癒しのオーラで包み込み、笑顔のお土産までくれるのだ。 一石三鳥、四鳥だ。 それから、あーちゃんの学校や、ゆうぽんの保育園のママ友達。 病気を打ち明ける時、私はいつも 「〜も、〜も、今でけへんねん。」 という言い方をするのだが、ある時一人のママ友達が、こんな素敵な言葉をくれた。 「できないことを数えるより、できたことを数える方が、楽しいよ。」 私は元来単純で、しかも、目には何枚ものウロコがついている。 この時もウロコが一枚、ポロリと落ちた。 「ほんとや、私、できることいっぱいある!」 って…。 〖 つ づ く 〗 http://ping.blogmura.com/xmlrpc/is08tj5ngcv0 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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誰も一人では生きていけませんものね。 |
ふしぎ男 URL 2008/07/20 20:19 |
ふしぎ男さんへ。 |
kumi 2008/07/20 20:28 |
あし@から来ました。 |
まや URL 2008/07/20 21:44 |
こんばんは。 |
友ちゃん URL 2008/07/20 22:42 |
まやさんへ。 |
kumi 2008/07/21 21:24 |
友ちゃんさんへ。 |
kumi 2008/07/21 21:35 |
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